ひとりごと




2001年8月18日発行
社ロゴ中華陸軍寄稿部隊日報(山賊版)号外
 18日午前に発見された撫月草紙伍長運営のウェブサイト「焼売地獄」での「雲隠れ」と称された主コンテンツ公開停止事件は、各組織の懸命な活動にも係わらず発生から丸一日以上経った現在も撫月草紙伍長の消息は掴めず、依然予断を許さない状況が続いている。
 今日午前、サイトトップに「経過報告」の名で猫の写真が公開され、また同サイトの掲示板「鬼籍閻魔帳」に部月伍長の名で「さかさしないでください」との書き込みがされているのが発見されたが、これは同時にトップの「PPR-2013」の画像が上下逆さにされていることについてのものと思われ、一部では「掲示板への書き込みは何者かのハッキングによるサイト公開停止に抵抗する撫月伍長のメッセージなのではないか」との推測も出ている。
 今回の事態による社会への影響は深刻で、全国の医療機関はショックで泣き崩れたまま焼売になってしまった者、パンダになってしまった者、「しぇんしぇんぶい」としか話せなくなってしまった者などで既に麻痺状態にあり、識者の間からは一刻も早い事態の収拾のために国連平和維持軍への活動要請を求める声が上がっている。が、すでにその半数が「しぇんしぇんぶい」としか言えないという異常事態であり、撫月伍長自身による事情の説明と事態の収拾が待たれている。
 「焼売地獄」は撫月伍長独特の語り口によるエクセレンスな記事でコアでキッチュなファンから人気を得ていた。

「焼売地獄」、依然消息掴めず[続報]

 撫 月 草 紙 伍長 (しぇんしぇんぶい)


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